2013年1月15日火曜日

地元レース、オーテヘム!

月曜日はすぐ近くの街、Otegemでのレースでした。
朝はまずマティアスがお迎えに。
そして、なぜか前夜、同じ家に泊まったオージーのルイスも一緒です。

 自走で20分ほど、クルマでも10分ほどの距離にあるオーテヘム。
気温は氷点下まで下がり、あたりは一面真っ白。
 バイクは試走中にあまりの寒さからか、電動のシフターが動かなくなるという
トラブルが発生。慌てて、室内で作動を確認するランジット。
泥も一瞬にして凍るという厳しい気温でのレースになりました。

今回はオーテヘムに住む家族が家を私たちに使わせてくれました。
本来、会場にシャワーはないし、駐車場も会場からちょっと遠いので、
これには非常に助かりました。

彼は新しいお友だち、そのお宅のランスくん、9歳。
この子が、なんていうか、かなり弾けてる子。終始、みんなを笑わせてくれました。
名前のランスはもちろん、あの方から…。

ガレージでアップをし、

スポーツニュースが始まったとたんにテレビを消すくらいのインドア派、
私たちに家を貸してくれているヨウくんも借り出され…、

いよいよ、レーススタートです!

余談ですが、この街の学校はレース開催に伴い、休校になったとか。
でも近隣の街の、自転車好きの子どもたちもチラホラ…。
彼らは例外なく「風邪を引いた」ことになっているそう。
「遠いオランダやチェコに行くなら『風邪を引いた!』で通るけど、
隣町で知っている人がたくさんにいて、テレビも入るのに、その嘘は通じないわよ! 」
と、ランジット家では議論になったとか…。

世界チャンピオンやベルギーチャンピオンも参戦してのレース。
女子は今年が初開催ですが、レース自体は45回目という伝統あるレース。
こうやって、街のごくごく普通な道からスタートします。

1周目に惜しくも落車に巻き込まれパンク……。
ピットを手伝ってくれているのは、マティアスの父ちゃん!

その後もメカトラなどアクシデントはありましたが、無事に走りきり、
12位でフィニッシュ!
そして、ゴールで待っていてくれたのは、マティアスです!

 
レースを終えても、マティアスと姫、いいコンビなんです。
すでにまた森に行く約束をしているとか。

こうして、地元でのレースを終え、
ヨーロッパでのレースは次の日曜日、オランダでのワールドカップのみです!

 地元のサポートにいつもいつも助けられています。
寒い寒い氷点下でのレース。私たちだけでは何もできませんでした。
改めて、世界で走ることの大変さや面白さを感じる毎日です。

ルイスも満足いく結果だったよう。
ちなみに、ルイス、シクロクロス東京に招待選手として来日予定です。
ヒゲが似合っていないと私と姫は話していますが、
かわいらしい顔をした好青年です。日本に行くのを楽しみにしています。

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